インタビュー記事紹介

  • ■ 『誇れる価値を高める』 北海道シール印刷協同組合 理事長 有原常貴

    新年明けましておめでとうございます。関係各位の皆様には、日頃より組合運営に格別のご支援ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

    昨年北海道では、7月に真夏日が23年ぶりに11日連続となり、全国の最高気温上位6位までを道内地点が占めた事などで、涼しい北海道のイメージでこの夏来道された方々は、大変驚かれたことと思います。春からの気候が比較的順調で、本道の基幹産業である農作物は全体として平年並みとなりました。ただ水産では大不漁が続いており、これらは北海道沖まで進出する違法操業や公海上での乱獲など、国際的な問題も影響しているという現実を、受け止めなくてはならない段階になったのではと思うところです。水産食品に関わる製品需要の変化に、当組合員各社も影響を受けたのではないでしょうか。

    現在北海道の政策で、外国人来道者数500万人を目指した「世界が憧れる観光立国北海道の実現」が進められております。来道される外国人の方々は「観光消費額」が多い事から、当業界としても今後ビジネスチャンスは広がると思うところです。さらに、ことし2018年本道が「北海道」と命名されてから150 年目の節目を迎えます。かつては「蝦夷地(えぞち)」と呼ばれていましたが、1869年に明治初期の法令により「北海道」と命名されました。節目の年として祝うとともに「次の50年に向け北海道の新しい価値、誇るべき価値を共有し、国内外に発信する。」という事業も進められます。

    当組合では、今後課題となる「働き方改革」も考慮し有益な勉強会を行い、全日シール連合会と協賛会の皆様との情報交流を深め、業界を牽引する組織として団結し、シールラベル業界の誇れる価値をより高める活動を進めて参ります。最後に、新たな年が皆様の更なる発展の年になります様、心からお祈り申し上げます。

  • ■ 『ニュースレポート中央会No.739号』北海道中小企業団体中央会

  • ■ 日本印刷産業連合会 第16回印刷産業環境優良工場表彰